こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳でマイホームを新築した宝矢みつおです。
- 間取りがなかなか決まらない
- 間取りがコロコロ変わる
- 間取り迷子になっている
今回は、注文住宅で間取り計画が決まらない時の対策方法を解説します。
間取り迷子となった我が家の失敗例も交えていますので、ぜひ参考にしてみてください◎
間取りが決まらない時の解決方法
- 具体的な予算を設定する
- 家の方向性ビジョンを定める
- 希望事項に優先度を付ける
- 必需品と嗜好品に仕分ける
- 生活動線を意識する
間取りが決まらない時の解決策5つを活用し、間取り迷子から抜け出しましょう◎
具体的な予算を設定する
解決方法の1つ目は「具体的な予算を設定する」こと、あらかじめ上限予算を設定しておきましょう。
ボーダーラインが明確だと、予算オーバーなど間取りや仕様を取捨選択する必要が出てきた際に役立ちます◎
家の方向性ビジョンを定める
2つ目に「家の方向性を定めること」、決めたビジョンは家族間で擦り合わせておくことも大切です。
家族の考えがバラバラでは一向に決まりませんので、みんなが同じ方向へと進めるようビジョンを明確にしておきましょう◎
(理想の家をイメージできる無料アイデアツールは以下記事を参照ください)
理想の家を妄想できるアイデア無料ツール6選を紹介希望事項に優先度を付ける
3つ目は「希望事項に優先度を付ける」、叶えたいことを【譲れない】と【できれば採用したい】に分けてみましょう。
間取り優先度があると、予算の都合で採用が難しくなった場合にも取捨選択しやすくなります。
【譲れないこと(MUST)】
・LDKは20畳以上
・子育てしやすい和室
・木質感に溢れる室内
・在宅ワーク用の書斎
・トイレを各階に設ける
【できれば採用(WANT)】
・水回りを1フロアに集約
・吹き抜け天井
・ウォークインクローゼット
・脱衣所と洗面所を分ける
・2人でも料理できるキッチン
ぜひ我が家の間取り優先度を参考に、家族みんなで話し合ってみてください◎
(家づくりで譲れない条件を見つける方法は以下記事を参照くださいこと)
家へのこだわりがまとまらない!夫婦の譲れない条件をまとめるコツ必需品と嗜好品に仕分ける
4つ目は「必需品か嗜好品に仕分ける」こと、取り入れるか悩んで決めきれない時の判断基準にできます。
例えば、我が家では『全館空調』は一般的なエアコンでもまかなえるため嗜好品と判断し採用を見送っています。
仕分けるようにしてから悩んで決めれない状況に陥ることがなくなったので、ぜひ試してみてください◎
(家づくりの理想とのギャップを埋めるコツは以下記事で解説しています)
家づくりの理想と現実は違う!ギャップを埋める8つのコツ住みやすさを具体化する
5つ目に「住みやすさを具体化する」こと、特に生活動線を意識することは間取り決めにおいて重要となります。
今の住まいに感じる不満点を洗い出し、改善点をこれからの間取りへ取り入れるようにすると考えやすいです。
- キッチンが狭くて人がすれ違えない
- 朝準備のタイミングは洗面台が混雑
- パーソナル空間がなく仕事に集中できない
子どもの成長など将来も見据えると尚良いので、ぜひ家族で話し合ってみてください◎
(家づくりで意見が合わない時の解決方法は以下記事を参照ください)
戸建購入で意見が合わない!夫婦のすれ違いを防ぐ解決策4つ間取りが決まらない原因を特定
- あれこれ欲張っている
- 他者の意見に流されている
- 予算を低くしすぎている
- 設計士からの提案が乏しい
間取りが決まらない原因を特定することも重要です。理由がわからないと対策もうまくいかないので、以下の主な原因と照らし合わせてみてください。
あれこれ欲張っている
原因の1つ目は「あれこれ欲張っている」ケース、建物の大きさや費用には限りがありますから取捨選択が必要です。
家のイメージ方向性から叶えたい希望に優先順位を付け、なにが必要であるか家族間でじっくりと精査しましょう。
他者の意見に流されている
2つ目は「他者の意見に流されている」ケース、もらったアドバイスは住まう家族の意向と合致していなければなりません。
親族や住宅メーカー側など他方の意見を鵜呑みでは一向に決まりませんので、アドバイスは参考までとし軸からブレないようにしましょう。
予算を低くしすぎている
3つ目は「予算が低すぎる」ケース、住宅メーカーは予算を超えないよう取り計らうため、あまりにも低いと希望の間取りにならない恐れがあります。
伝える予算は絶対に超えてはいけない金額にし、低めに設定する場合も上限予算から-15%程度に抑えておくのが無難です◎
(予算オーバーした際の対策方法は以下記事で解説しています)
住友林業で予算オーバー!諦める前に試した5つの解決方法設計士からの提案が乏しい
4つ目は「設計士からの提案が乏しい」ケース、ヒアリング不足など齟齬がある状態ではベストな間取りになりません。
納得の間取り提案が一向にもらえない場合は他社メーカーに間取り依頼するのもひとつ、他社の視点から新たな発見があるかもしれません。
ちなみに、他社メーカーを検討する際はネットで一括資料請求できる「【PR】LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」がオススメです。
- 人気ハウスメーカーを比較できる
- 希望条件に合ったメーカー選び
- 候補メーカーをエリアで絞れる
- 間取りイメージを具体化できる
「【PR】LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」であればモデルハウス展示場へ行く手間も省けますので、ぜひお試しください◎
よくある間取り失敗例
- 収納が足りない使いづらい
- 水回りと生活空間の距離が近い
- スイッチコンセントの配置
- 日当たり採光の取り方
- 外からの視線(見え方)
ここからは、よくある間取り失敗例と具体的な対策方法についてお話します。
収納が足りない使いづらい
間取り失敗に多い収納スペース、収納が足りない使いづらいでは本末転倒です。
特に、失敗のしやすい「玄関・キッチン・水回り・クローゼット」には注意してください。
- 玄関まわりの収納量
- キッチンとパントリーの距離
- 水回りの収納動線
- クローゼットの収納量と動線
玄関には靴だけでなくベビーカーなど大きい荷物を収納できる余裕があるか、キッチンだとパントリー収納との距離を意識すると良いです。
収納量の増えやすい水回りとクローゼットも、使いやすい収納動線を考えておきましょう。
- 収納量に余裕があるか
- 使いやすい収納動線になっているか
各箇所ごとに収納品をピックアップし、生活動線上にあると便利な配置を考えていくと検討しやすくなります◎
水回りと生活空間の距離が近い
つぎに「水回りと生活空間の距離が近い」ケース、水回りは1箇所にまとめると便利ですが音や臭いがストレスとなる場合があります。
特に、リビングや寝室など長く滞在する空間と水回りの距離には注意してください。
- トイレとリビングの距離(音/臭い)
- トイレと寝室の距離(排水音)
- お風呂と寝室の距離(生活音)
- キッチンとリビングの距離(料理臭)
臭い漏れを考慮しトイレとリビングの距離をとる、排水音や生活音が気になりやすい場合は寝室と離しておくと良いです。
キッチンとリビングが一体型の間取りは料理臭が充満しやすいので、壁付けキッチンや高性能の換気扇にするなどし対策しましょう◎
スイッチコンセントの配置
3つ目は「スイッチコンセントの配置」、スイッチ位置が悪かったりコンセント数が足りないと不便です。
大雑把に決めがちですが生活のしやすさを考える上で重要な箇所ですので精査しておくようにしましょう。
- 数量(数は足りているか)
- 位置(便利な場所にあるか)
- 高さ(使いやすい高さか)
スイッチコンセントの配置は、家具家電の設置箇所に沿って使用する場面をイメージしながらだと考えやすくなります。
キッチン・デスク・ベッド・ソファー付近など、コンセント使用頻度の高い箇所には数多めに付けておいても良いです◎
日当たり採光の取り方
4つ目は「日当たり採光の取り方」、暑さや眩しさで住みづらい原因となる夏の西日には特に注意が必要です。
- 西日が入りすぎないか
- 日当たりは悪くないか
対策方法は「西向きに窓を設けない」ようにする、西向き窓を避けれない場合はトリプルガラスなど「高断熱窓で日差し対策」しておくと安心です。
西日に限らず、日当たりは季節ごとでも変わるため日照シュミレーション等で確認しておきましょう。
外からの視線(見え方)
5つ目は「外からの視線・見え方」、外からの視線を遮る工夫でプライバシーを確保しておきたいところです。
- 外窓から室内が見える設計でないか
- 玄関から中が丸見えになっていないか
お部屋が外から丸見えになっていたり、玄関からプライベートな部分が見えてしまうのはストレスに感じるかもしれません。
外からの視線を遮れるよう、植栽や目隠しフェンスなどの遮蔽物を設置し対策しておくと安心です。
- 植栽
- 目隠しフェンス
- ルーバー(ガラリ戸)
- パーゴラ(藤棚)
- カーテン(ブラインド)
間取り設計上で目隠しを作っておくのがベストですが、上記の方法は間取り決定後でも設置できるので変更が効かない際は検討してみてください◎
まとめ
- 具体的な予算を設定する
- 家の方向性ビジョンを定める
- 希望事項に優先度を付ける
- 必需品と嗜好品に仕分ける
- 生活動線を意識する
間取りが決まらない時の解決方法5つをお話しました。
決まらない原因を特定することも大切なので、以下の主な原因と照らし合わせてみましょう。
- あれこれ欲張っている
- 他者の意見に流されている
- 予算を低くしすぎている
- 設計士からの提案が乏しい
もしまだ間取り決めに不安が残る場合は、優柔不断な私でもスムーズに間取り決めができた住友林業をおすすめします。
設計自由度と提案力が高いため希望を叶えやすく、間取り作成の用いるツールもハイクオリティでイメージしやすいです。
住友林業オーナー紹介制度(紹介割引)を利用することでお得にできますので、ぜひご検討ください◎
(住友林業オーナー紹介制度・紹介割引は以下記事を参照ください)
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