【2023年版】住友林業の総額や坪単価は?実例価格も発表します

住友林業_坪単価_総額

こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳でマイホームを新築した宝矢みつおです。

  • 住友林業の坪単価はどのくらい?
  • 坪単価ごとの総額を把握したい
  • 実際に建てた人の総額が知りたい

住友林業の坪単価は、2023年6月現在で1坪あたり85〜110万円となっています。(当サイト調べ)

30坪で総額2,550〜3,300万円35坪で2,975〜3,850万円40坪で3,400〜4,400万円ですから高価格ですよね。

そこで今回は、実際に建てた実例から坪数別の総額や商品別の坪単価など、具体的な価格をみていきます。

宝矢みつお_プロフィール画像

宝矢みつお(家づくりブロガー)

親子3世帯で住友林業の家、22年10月にマイホームを新築。計20年以上を住友林業の家に住む経験と培った知識を活かし、家づくりに役立つ情報を発信します。

35~40坪の坪単価・総額(実例)

住友林業35坪40坪実例_外観
宝矢みつお邸 外観
商品名The Forest BF
構法BF構法
階数2階建て
間取り5LDK
施工面積38坪(約126㎡)
延床面積34坪(約112㎡)
建物価格(総額)2,890万円
坪単価85万円
住友林業 35~40坪 総額実例

2022年1月契約の我が家を例に、実際の総額・坪単価がいくらになるのか見ていきましょう。

2階建て・延床面積34坪で、総額2,890万円・坪単価85万円でした。(オプション追加工事なし・税抜価格)

坪単価の計算式

【坪単価 = 建物価格(総額)÷ 坪数(延床面積)】

85万円 = 2,890万円 ÷ 34坪

オプションは追加するごとに総額と坪単価が上がるので、予算オーバーに注意して計画できると安心ですよ◎

住友林業_予算オーバー住友林業で予算オーバー!諦める前に試した6つの解決方法

住友林業の坪単価

住友林業の坪単価

85〜110万円(業界平均よりやや高め)

住友林業の坪単価は、2023年6月現在で85〜110万円が相場となっています。(当サイト調べ)

業界全体で坪単価は年々上昇の傾向で、2021年〜22年にかけての木材価格高騰により住友林業も価格改定がありました。

2021年6月以降の見積物件から値上げ

6月以降の見積物件に関しては値上げを実施したものの、約5千棟の契約済み未着工物件の価格改定が困難な状況で、「プレカット率の向上や基礎のプレハブ化などで工期短縮などのコストダウンを続けているが、今回の木材価格高騰分はカバーできない」とした。

引用元: 住宅産業新聞

また、2023年以降も住宅設備・建材メーカー各社で値上げを表明していることから今後も坪単価は上がる傾向です。

住宅設備・建材大手、来年も値上げ

YKKAPが2023年1月5日発注分から住宅用製品全般を現行価格比で5~20%引き上げることを打ち出したことに続き、LIXILが温水洗浄便座付トイレや水栓金具などの価格を23年4月3日受注分から引き上げると発表。

引用元: 住宅産業新聞

昨今の輸入価格高騰が落ち着きをみせるまでは、さらなる値上げの可能性があることを念頭においておきましょう。

住友林業_ウッドショックウッドショックで住友林業は値上げした?影響や対策を考えてみた

坪数別の総額費用(目安)

坪数(平米数)建物価格(総額)
20坪(約66㎡)1,700〜2,200万円
25坪(約83㎡)2,125〜2,570万円
30坪(約99㎡)2,550〜3,300万円
35坪(約116㎡)2,975〜3,850万円
40坪(約132㎡)3,400〜4,400万円
45坪(約149㎡)3,825〜4,950万円
50坪(約165㎡)4,250〜5,500万円
60坪(約198㎡)5,100〜6,600万円
住友林業 坪数別 総額目安

住友林業、2023年6月現在の「坪単価85〜110万円」に当てはめて各坪数の総額をみていきましょう。

30坪で2,550〜3,300万円、35坪で2,975〜3,850万円、40坪で3,400〜4,400万円となります。

上記の総額は、建物価格のみ・税抜価格で算出しており、オプション追加など他工事費用は含んでいません

つまり、総額は標準仕様のみの建物価格を前提としますので、追加工事を行なうごとに実際の総額は上がります。

商品プランごとでも坪単価は異なりますので、ここでの総額はあくまで参考目安としてください。

住友林業_高い_理由住友林業が高いのは初期費用だけ!実はコスパ抜群の理由を解説

商品プランごとの坪単価

商品名坪単価特徴
My Forest BF90~110万円・2階建てBF構法の新定番ライン
・暮らすほど愛着の湧く圧倒的な木質感
・品質デザインや性能設備すべて一級品
GRAND LIFE90~110万円・平屋暮らしに最適な商品ライン
・高天井や大空間で生活動線もフラットに
・太陽光発電との親和性が高く環境面◎
PROUDIO 85~110万円・3階4階建てBF構法の商品ライン
・2世帯や都市型3階建てに最適
・賃貸併用や店舗併用も対応可能
The Forest BF85~110万円・2階建てBF構法の旧定番ライン
・「四季を愉しむ」がコンセプト
・住友林業の特長が詰まった人気商品
和楽85~110万円・和の趣を感じる伝統的な様式美
・純和風や和モダンと日本家屋の特長を活かせる
・「心地良い日本の暮らしを」がコンセプト
New everyday85~110万円・在宅ワークに特化した商品ライン
・個室スペースなど好みに合わせた設計が可能
・くつろぎ空間や収納も適材適所で配慮
DUE CLASO85~110万円・共働き世帯向けの商品ライン
・家事も仕事も両方楽しむアイデア満載
・家事動線に考慮した3スタイルを提案
konoka85~110万円・女性の声によって生まれた商品ライン
・リビング設計を中心に3スタイルを提案
・「こだわりたい”個性”を叶える」がコンセプト
ikiki85~110万円・2世帯住宅におすすめの商品ライン
・2階建てや3階建て平屋と幅広く提案
・隣居型や独立型など家族構成に合わせられる
BF GranSQ85~110万円・スクエア型を基本としたBF構法ライン
・立方体を基調としたモダンなデザインが特徴
・「設計思想が導き出す住まい」がコンセプト
参照元: 住友林業 商品ラインナップ

住友林業の商品ごとで坪単価を比較すると、2階建てや3階建てに比べ平家タイプが高価格です。

しかしながら、大きい価格差はないので生活スタイルや好みに合わせて選ぶで問題ないでしょう。

人気商品は、平家では「GRAND LIFE」、2階建て「My Forest BF」、3・4階建て「PROUDIO」が多く選ばれる傾向です。

全商品オーダーメイド感覚で自由設計なので、どれを選んでも住友林業の強みを活かした家にできますよ◎

住友林業_値引き【2023年版】住友林業で安くする方法!値引術や交渉のコツを一挙解説

木造メーカー5社の坪単価と比較

HM坪単価特徴・強み建築構造
住友林業85~110万円・ビッグフレーム構法
・木材品質の高さ
・最長60年の保証
木造
積水ハウス75~135万円・シャーウッド構法
・陶版外壁がハイセンス
・バリアフリーな規格寸法
木造
鉄骨造
三井ホーム50~100万円・西洋調の外観が素敵
・全館空調が魅力的
・設計とIC担当が外部委託
木造
セキスイハイム60~90万円・安価ながら高品質
・職人ごとのブレが少ない
・工期が他よりも短め
木造
鉄骨造
一条工務店45~90万円・販売戸数No.1の実績
・気密性が業界トップ
・高断熱の超省エネ住宅
木造
大手ハウスメーカー別 坪単価

木造系ハウスメーカー各社の坪単価と比較をすると住友林業は高価格帯です。

最高値は積水ハウスよりも安価ですが、ローコスト系ハウスメーカーに比べて高額となっています。

しかし、住友林業はランニングコスト(維持管理費)が少なく済むため、生涯かかるコストを抑えることができます。

維持管理費が下がればトータルでお得_説明イラスト
出典: 住友林業

住宅にかかるコストは建築費などの「初期費用」だけでなく、メンテナンス費用等「維持管理費」があります。

住友林業の家は、維持管理費の中で特にコストの大きい外壁屋根の修理コストを軽減できます。

住友林業_高耐久部材LS30仕様_説明図
出典: 住友林業

一般的に外壁再塗装は10〜15年ごとで必要ですが、住友林業の場合は30年間メンテナンス不要となります。

家の修理保全で特に大きいコストを抑えられるメンテナンス性の高さは非常に魅力であります。

坪単価など初期費用だけだと高いですが、維持費を含めたトータルコストで考えるとコスパ優秀です◎

住友林業_メンテナンス費用住友林業のメンテナンス費用は?実際にかかるコストを解説

メンテナンス保証は住友林業が優位

メーカー名初期保証延長保証無料点検カスタマー受付特徴
住友林業30年間60年目まで60年目まで24時間
365日
・延長保証は30年目以降10年ごと
・防水についても30年間保証される
・点検についても60年目まで無料
積水ハウス30年間永年30年目まで24時間
365日
・延長保証は30年目以降10年ごと
・いつでも再保証が受けられる
・30年目以降の点検は有料となる
三井ホーム10〜60年なし30年目まで24時間
※一部エリアのみ
・60年保証は構造躯体のみ
・防水施工20年ごとで必要(無期限)
・有料メンテナンス工事実施が適用条件
セキスイハイム30年間なし60年目まで24時間
365日
・定期点検のみ60年目まで無償
・防水についても30年間保証される
・外壁30年保証は磁気タイルのみ
一条工務店15~30年30年目まで20年目まで24時間
365日
・防水の初期保証は15年目まで(最長30年)
・シロアリ予防工事が無償
・配管や給湯器の保証が5年のみ
ダイワハウス10〜30年60年目まで30年目まで24時間
365日
・延長保証は30年目以降15年ごと
・防水についても30年間保証される
・30年目以降の点検は有料となる
メーカー別 保証アフターサービス内容
住友林業のアフター保証 優位点

・構造躯体だけでなく防水まで30年間保証

・外壁と屋根も30年〜60年まで保証される

・定期点検が60年目まで無料となる

メンテナンス性の高さが魅力な住友林業ですが、保証アフターサービスについても充実の内容です。

初期保証30年間と長期にわたって保証されるだけでなく、30年目以降も延長保証を利用すれば60年目まで保証されます。

長期に渡って保証されるだけでなく、保証範囲も広いので住んでからも安心です。

住友林業_保証アフターサービス住友林業の保証アフターサービスは?他社比較から充実度を徹底解明 住友林業_ライバル競合_比較住友林業のライバル競合はどこ?有力候補4社と比較

住友林業を選んだ決め手

  • 木の特性を存分に活かすことができた
  • デザインと住みやすさ両方こだわれた
  • 魅力的なコストパフォーマンスだった

最後に、どんな人に住友林業がおすすめなのか、我が家の決め手を例にご紹介していきます。

結論は、木質感やデザイン品質の高さなどこだわりたい部分が住友林業の強みであったことが決め手です。

私も見積り額をみた当初は驚きましたが、メンテナンス性の高さや品質などコスパで考えると納得の価格でしたよ◎

住友林業_でしかできないこと住友林業でしかできないこと5選!オンリーワンの魅力を深掘り

住友林業を選ぶメリット

  1. 木造の弱点を克服した高性能住宅
  2. 長期優良住宅で住んでからも安心
  3. 自由設計でこだわりを叶えられる
  4. ランニングコスト維持費を抑えられる
  5. 家づくりの工程を一気通貫で頼める

住友林業を選ぶメリットは、デザイン品質性が高さだけでなく住んでからも安心できる点です。

デザイン自由度が高いため、こだわりや理想をしっかりと反映させることができます。

高品質かつ高耐久でメンテナンス性に優れ、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。

住友林業_メリット住友林業で建てるメリット18選!項目ごとで徹底解説 住友林業_ビッグフレーム構法BF構法って正直どう?メリットから弱点や欠点を深掘り

住友林業を選ぶデメリット

  1. 木造建築のほかに選択肢がない
  2. 断熱性能が業界内では中位クラス
  3. 建築費用(坪単価)が高めの水準
  4. オプション仕様に12%別途かかる
  5. 外構費用も高めの価格帯
  6. 敷地調査費5万円が契約前に必須
  7. 解約の場合5万円は返金されない

デメリットについては、全体的にコストが他社に比べ高い点が主な内容です。

初期費用が大きいので躊躇する部分がありますが、住んでからを考えると安心の内容であることは間違いありません。

見積り作成や間取り提案も有料となっているため、住友林業を候補にするかが早めに検討しておきましょう。

住友林業_デメリット住友林業のデメリット7つ!建てて感じる不満点を解説 住友林業で気をつけること7選!検討の際に注意しておきたいこと

まとめ

住友林業の坪単価

85〜110万円(業界平均よりやや高め)

坪数(平米数)建物価格(総額)
20坪(約66㎡)1,700〜2,200万円
25坪(約83㎡)2,125〜2,570万円
30坪(約99㎡)2,550〜3,300万円
35坪(約116㎡)2,975〜3,850万円
40坪(約132㎡)3,400〜4,400万円
45坪(約149㎡)3,825〜4,950万円
50坪(約165㎡)4,250〜5,500万円
60坪(約198㎡)5,100〜6,600万円
住友林業 坪数別 総額目安

住友林業の坪単価・総額についてお話をしました。

実際の総額がわかることで、具体的な価格のイメージができたのではないでしょうか。

ちなみに、住友林業の紹介割引を利用することでお得にできるので、下記記事もぜひご覧ください◎

住友林業_紹介割引住友林業の紹介割引をうける方法まとめ!利用してみた感想も

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です