こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳でマイホームを新築した宝矢みつおです。
- 住友林業の坪単価はどのくらい?
- 実際に建てた人の総額が知りたい
- 坪単価ごとの総額を把握したい
2024年10月現在、住友林業の坪単価は1坪あたり85〜110万円となっています。(当サイト調べ)
30坪で総額2,550〜3,300万円、35坪で2,975〜3,850万円、40坪で3,400〜4,400万円ですから高価格帯です。
今回は、実際に建てた実例から坪数別の総額や商品別の坪単価を交え、具体的な価格をみていきます。
35~40坪の坪単価・総額(実例)
商品名 | The Forest BF |
構法 | BF構法 |
階数 | 2階建て |
間取り | 5LDK |
施工面積 | 38坪(約126㎡) |
延床面積 | 34坪(約112㎡) |
建物価格(総額) | 2,890万円 |
坪単価 | 85万円 |
2022年1月契約の我が家を例に、実際の総額・坪単価がいくらになるのか見ていきましょう。
2階建て・延床面積34坪で、総額2,890万円・坪単価85万円でした。(オプション追加工事なし・税抜価格)
【坪単価 = 建物価格(総額)÷ 坪数(延床面積)】
85万円 = 2,890万円 ÷ 34坪
オプションは追加するごとに総額と坪単価が上がるので、予算オーバーに注意して計画できると安心です◎
(予算オーバー対策方法は以下記事で解説しています)
住友林業で予算オーバー!諦める前に試した5つの解決方法住友林業の坪単価
2024年10月現在、住友林業の坪単価は1坪85〜110万円が目安となっています。(当サイト調べ)
木材価格高騰の影響で2021年〜22年にかけて価格改定がありましたが、以降も業界全体で上昇傾向です。
2021年6月以降の見積物件から値上げ
6月以降の見積物件に関しては値上げを実施したものの、約5千棟の契約済み未着工物件の価格改定が困難な状況で、「プレカット率の向上や基礎のプレハブ化などで工期短縮などのコストダウンを続けているが、今回の木材価格高騰分はカバーできない」とした。
引用元: 住宅産業新聞
住宅設備・建材大手、来年も値上げ
YKKAPが2023年1月5日発注分から住宅用製品全般を現行価格比で5~20%引き上げることを打ち出したことに続き、LIXILが温水洗浄便座付トイレや水栓金具などの価格を23年4月3日受注分から引き上げると発表。
引用元: 住宅産業新聞
昨今の輸入価格高騰が落ち着くまでは、さらなる値上げの可能性があることを念頭においておきましょう。
(住友林業の値上げについては以下記事を参照ください)
ウッドショックで住友林業は値上げした?影響や対策を考えてみた坪数別の総額費用(目安)
坪数(平米数) | 建物価格(総額) |
---|---|
20坪(約66㎡) | 1,700〜2,200万円 |
25坪(約83㎡) | 2,125〜2,570万円 |
30坪(約99㎡) | 2,550〜3,300万円 |
35坪(約116㎡) | 2,975〜3,850万円 |
40坪(約132㎡) | 3,400〜4,400万円 |
45坪(約149㎡) | 3,825〜4,950万円 |
50坪(約165㎡) | 4,250〜5,500万円 |
60坪(約198㎡) | 5,100〜6,600万円 |
2024年10月現在、住友林業の「坪単価85〜110万円」に当てはめると30坪で2,550〜3,300万円、35坪で2,975〜3,850万円、40坪で3,400〜4,400万円となります。
総額は標準仕様のみの建物価格を前提としますので、オプション追加など他工事費用は含まれません。
商品プランごとでも異なりますので、あくまで参考目安としてください。
(住友林業の値引き方法は以下記事を参照ください)
【2024年版】住友林業で安くする方法!値引術や交渉のコツを一挙解説商品プランごとの坪単価
商品名 | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
My Forest BF | 90~110万円 | ・2階建てBF構法の新定番ライン ・暮らすほど愛着の湧く圧倒的な木質感 ・品質デザインや性能設備すべて一級品 |
GRAND LIFE | 90~110万円 | ・平屋暮らしに最適な商品ライン ・高天井や大空間で生活動線もフラットに ・太陽光発電との親和性が高く環境面◎ |
PROUDIO | 85~110万円 | ・3階4階建てBF構法の商品ライン ・2世帯や都市型3階建てに最適 ・賃貸併用や店舗併用も対応可能 |
The Forest BF | 85~110万円 | ・2階建てBF構法の旧定番ライン ・「四季を愉しむ」がコンセプト ・住友林業の特長が詰まった人気商品 |
Forest Selection BF | 85~100万円 | ・セミオーダープランの最安モデル ・1500通りの間取りから選べる ・吹付塗装外壁の選択不可と一部仕様が限られる |
和楽 | 85~110万円 | ・和の趣を感じる伝統的な様式美 ・純和風や和モダンと日本家屋の特長を活かせる ・「心地良い日本の暮らしを」がコンセプト |
New everyday | 85~110万円 | ・在宅ワークに特化した商品ライン ・個室スペースなど好みに合わせた設計が可能 ・くつろぎ空間や収納も適材適所で配慮 |
DUE CLASO | 85~110万円 | ・共働き世帯向けの商品ライン ・家事も仕事も両方楽しむアイデア満載 ・家事動線に考慮した3スタイルを提案 |
konoka | 85~110万円 | ・女性の声によって生まれた商品ライン ・リビング設計を中心に3スタイルを提案 ・「こだわりたい”個性”を叶える」がコンセプト |
ikiki | 85~110万円 | ・2世帯住宅におすすめの商品ライン ・2階建てや3階建て平屋と幅広く提案 ・隣居型や独立型など家族構成に合わせられる |
BF GranSQ | 85~110万円 | ・スクエア型を基本としたBF構法ライン ・立方体を基調としたモダンなデザインが特徴 ・「設計思想が導き出す住まい」がコンセプト |
住友林業の商品ごとで坪単価を比較すると、2階建てや3階建てに比べ平家タイプが高価格となっています。
人気プランは平家「GRAND LIFE」、2階建て「My Forest BF」、3・4階建ては「PROUDIO」が選ばれる傾向です。
全モデル「ビッグフレーム構法(BF構法)」採用ですが、セミオーダープラン型「Forest Selection BF」のみ完全自由設計ではない点に注意しましょう。
(BF構法・ビッグフレーム構法については以下記事を参照ください)
ビッグフレーム構法(BF構法)の特徴から弱点デメリットを深掘り平家の人気プランは「GRAND LIFE」
商品名 | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
GRAND LIFE | 90~110万円 | ・平屋暮らしに最適な商品ライン ・高天井や大空間で生活動線もフラットに ・太陽光発電との親和性が高く環境面◎ |
平家タイプの人気商品「GRAND LIFE」、平家暮らしを検討の方に最適な商品となっています。
構造上の制約が少ない平家は空間をフラットに繋げられるので、高天井などトレンド要素を取り入れやすいです。
流行りの仕様にしたい、バリアフリーなど生活のしやすさを重視したい方におすすめです◎
2階建て人気は「My Forest BF」
商品名 | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
My Forest BF | 90~110万円 | ・2階建てBF構法の新定番ライン ・暮らすほど愛着の湧く圧倒的な木質感 ・品質デザインや性能設備すべて一級品 |
2階建ての人気プランは「My Forest BF」、内外装すべてが最高グレードで性能面も一級品となっています。
良いところを全部乗せした贅沢プランですので、住友林業の強みを存分に取り入れたい方におすすめです◎
(住友林業の家の特徴・強み弱みは以下記事を参照ください)
住友林業の家の特徴は?強み弱みを建てた目線でまとめました最安プランは「Forest Selection BF」
商品名 | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
Forest Selection BF | 85~100万円 | ・セミオーダープランの最安モデル ・1500通りの間取りから選べる ・吹付塗装外壁の選択不可と一部仕様が限られる |
最安プランはセミオーダー型「Forest Selection BF」、平家・2階建てと選択可能ですが完全自由設計ではない点に注意です。
また、他モデルでは標準仕様の「吹き付け塗装外壁」がオプション仕様と一部設備の仕様に違いがあります。
完全自由設計の安価プランは「The Forest BF」
商品名 | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
The Forest BF | 85~110万円 | ・2階建てBF構法の旧定番ライン ・「四季を愉しむ」がコンセプト ・住友林業の特長が詰まった人気商品 |
完全自由設計でリーズナブルなプランを求める場合は、「The Forest BF」がおすすめです。
我が家でも採用している商品プランで、大開口窓や大空間設計など住友林業の特長を充分に取り入れることができます。
完全自由設計は外したくない、こだわりを妥協せずコストは抑えたい方に最適なプランです◎
木造メーカー5社の坪単価と比較
木造系ハウスメーカー各社を比較すると、住友林業は高価格帯ですがランニングコスト維持費を含めるとコストパフォーマンスが良いといえます。
(住友林業と競合ハウスメーカーの比較は以下記事を参照ください)
住友林業のライバル競合はどこ?有力候補4社と比較実はコスパ優秀な住友林業の家
例えば、維持管理費の中で特にコストの大きい外装メンテナンス費用を軽減できます。
外装メンテナンスは一般的に10〜15年ごとが目安ですが、住友林業では30年間メンテナンス不要です。
さらに、防蟻再施工(シロアリ駆除)も一般住宅より半分の回数に抑えることができます。
初期費用のみだと高く感じますが、維持費を含めたトータルコストではコスパ優秀ですよ◎
(住友林業が高い理由は以下記事で解説しています)
住友林業が高いのは初期費用だけ!実はコスパ抜群の理由を解説(住友林業と積水ハウスの比較は以下記事を参照ください)
住友林業と積水ハウスどっちがおすすめ?比較で違いを読み解きますメンテナンス保証も手厚い
メーカー名 | 初期保証 | 延長保証 | 無料点検 | カスタマー受付 | 特徴 |
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住友林業 | 30年間 | 60年目まで | 60年目まで | 24時間 365日 | ・延長保証は30年目以降10年ごと ・防水についても30年間保証される ・点検についても60年目まで無料 |
積水ハウス | 30年間 | 永年 | 30年目まで | 24時間 365日 | ・延長保証は30年目以降10年ごと ・いつでも再保証が受けられる ・30年目以降の点検は有料となる |
三井ホーム | 10〜60年 | なし | 30年目まで | 24時間 ※一部エリアのみ | ・60年保証は構造躯体のみ ・防水施工20年ごとで必要(無期限) ・有料メンテナンス工事実施が適用条件 |
セキスイハイム | 30年間 | なし | 60年目まで | 24時間 365日 | ・定期点検のみ60年目まで無償 ・防水についても30年間保証される ・外壁30年保証は磁気タイルのみ |
一条工務店 | 15~30年 | 30年目まで | 20年目まで | 24時間 365日 | ・防水の初期保証は15年目まで(最長30年) ・シロアリ予防工事が無償 ・配管や給湯器の保証が5年のみ |
ダイワハウス | 10〜30年 | 60年目まで | 30年目まで | 24時間 365日 | ・延長保証は30年目以降15年ごと ・防水についても30年間保証される ・30年目以降の点検は有料となる |
・構造躯体だけでなく防水まで保証
・30年〜60年メンテ不要の高耐久外装
・定期点検が60年目まで無料となる
住友林業は保証アフターサービス面も手厚い内容、初期保証は30年で延長保証の利用で最長60年目までメンテナンス保証がされます。
保証範囲も、構造躯体だけでなく防水まで保証と幅広い内容で安心です◎
(住友林業のメンテナンス費用は以下記事を参照ください)
住友林業のメンテナンス費用は?実際にかかるコストを解説(ハウスメーカー保証内容の比較は以下記事で解説しています)
住友林業の保証アフターサービスは?他社比較から充実度を徹底解明住友林業を選んだ決め手
- 木の特性を存分に活かせた
- デザインと住み心地ともこだわれた
- コストパフォーマンス魅力だった
我が家の決め手を例に、どんな人に住友林業がおすすめできるのかを紹介します。
結論は、木質感やデザイン品質の高さなどこだわりたい部分が住友林業の強みであったことです。
見積り額をみた時は驚きましたが、メンテナンス性の高さや品質などコスパで考えると納得の価格でしたよ◎
(住友林業でしかできないことは以下記事で解説しています)
住友林業でしかできないこと5選!オンリーワンの魅力を深掘り(住友林業を建てた感想・口コミ評判は以下記事を参照ください)
住友林業の口コミはひどい?建てた感想から評判の真相に迫ります住友林業を選ぶメリット
- 木造の弱点を克服した高性能住宅
- 長期優良住宅で住んでからも安心
- 自由設計でこだわりを叶えられる
- ランニングコストを抑えられる
- 家づくりの工程を一気通貫できる
住友林業を選ぶメリットは、デザイン品質性が高さだけでなく住んでからも安心できる点です。
デザイン自由度が高いため、こだわりや理想をしっかりと反映させることができます。
高品質かつ高耐久でメンテナンス性に優れ、コストパフォーマンスが高い点も魅力です。
(住友林業のメリットは以下記事で解説しています)
住友林業で建てるメリット18選!項目ごとで徹底解説住友林業を選ぶデメリット
- 木造建築のほかに選択肢がない
- 断熱性能が業界内では中位クラス
- 建築費用(坪単価)が高めの水準
- オプション仕様に12%別途かかる
- 外構費用も高めの価格帯
- 敷地調査費5万円が契約前に必須
- 解約の場合5万円は返金されない
住友林業のデメリットは初期コストが他社に比べて高額である点です。
見積り作成や間取り提案も有料となっているため、住友林業を候補にするかが早めに検討しておきましょう。
(住友林業のデメリットは以下記事で解説しています)
住友林業のデメリット7つ!建てて感じる不満点を解説(住友林業で気をつけることは以下記事を参照ください)
住友林業で気をつけること7選!検討の際に注意しておきたいことまとめ
坪数(平米数) | 建物価格(総額) |
---|---|
20坪(約66㎡) | 1,700〜2,200万円 |
25坪(約83㎡) | 2,125〜2,570万円 |
30坪(約99㎡) | 2,550〜3,300万円 |
35坪(約116㎡) | 2,975〜3,850万円 |
40坪(約132㎡) | 3,400〜4,400万円 |
45坪(約149㎡) | 3,825〜4,950万円 |
50坪(約165㎡) | 4,250〜5,500万円 |
60坪(約198㎡) | 5,100〜6,600万円 |
住友林業の坪単価・総額について、実例価格を交えてお話をしました。
初期費用は高額ですが、維持費ランニングコストを含めるとコスパ抜群なのが住友林業です。
ちなみに、住友林業オーナー紹介制度(紹介割引)でお得にできるので、ぜひご検討ください◎
(住友林業オーナー紹介制度・紹介割引は以下記事を参照ください)
住友林業の紹介制度(紹介割引)のメリットを利用者目線で解説
総額は、何と何を含むのでしょうか?
笠井和子さま
コメントありがとうございます。
総額とは「建物価格(本体工事費)」のみを指しています。オプション追加分(住友林業では”提案仕様”と呼称)やその他工事費は含まれていません。