こんにちは。共働き夫婦二人暮らし、32歳で家づくりを始めたみつおです。
・夫婦で意見が合わずうまくいかない
・好みの違いで言い争いになった
・重視する点が噛み合わない
意気揚々とスタートさせた家づくりなのに夫婦で意見が合わず揉めてしまうことはよくあることです。
もし意見の合わないまま家づくりを進めてしまうと、建ってからの後悔につながってしまいます。
これからお話しすることは、家族みんなで納得の家づくりにしていく方法についてです。
円満に話し合いができると家づくりを過程からも楽し無ことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

我が家で揉めた例を紹介しつつ、解決方法をご紹介します◎
よくある揉めるケース
家づくりは決めることがたくさんあるので、細かいことでも話し合っておかないと、いざ決めるとなった時に言い争いや喧嘩になってしまいます。
実際に我が家で揉めたことを5つピックアップしました。
この5つをあらかじめ話し合っておけると、意見のすれ違いを極端になくすことができます。
設備・性能・構造
・木造 or 鉄骨
・平家 or 2階建て
・太陽光いれる or いれない
・収納たくさん or 最低限
・キッチンはガスコンロ or IH
・トイレは1つ or 2つ
最近の機能は便利で魅力的なものばかりで、あれもこれもと採用したくなりがちです。
ただ、全てを採用するとたちまち予算オーバーになってしまいます。
建ってから後付けできる機能もあるので、間取りなどの後で変更できない部分を中心に決めていきましょう。
設備や機能はどれもメリットがあればデメリットがあるので、長所と短所を理解した上で決めていけると良いです。
デザイン
・ナチュラル系 or モダン系 (家のテイスト)
・白基調 or 黒基調 (色)
・ウッド系 or アイアン系 (インテリア)
・塗り壁 or ガルバリウム (外装)
・ウッドデッキ or タイルデッキ (外構)
デザイン面も軸が定まっていないと、一つひとつを決める際に揉めやすいです。
私たちもお家のベースデザインとなるテイストを意見が別れたまま進めてしまい、先の外装やインテリア、色決めの際にかなり揉めました。
テイストを先に決めておくと他デザイン面の意見も合わせやすくなるので、まずはお家のテイストから話し合うとスムーズに進めることができます。
広さ・大きさ
・お風呂の広さ1.25 or 1.5
・洗面脱衣室を別々 or 一緒
・リビングは広く or 最低限
・バルコニー必要 or 不要
・ワークスペース設ける or 設けない
広さや大きさは間取りを考える上で必要になる部分です。
限られた空間の中で決めるのは難しい部分ですが、家族のライフスタイルに合わせて考えるとイメージしやすいです。
「子供が大きくなったら…」「ペットを飼うことになったら」など、将来のことも考慮できるとさらに良いですよ。◎
お金関連
・ハウスメーカー安い or 高い
・家が建つまでに貯金する or しない
・頭金ゼロ or いくらか
・家具は買い替える or そのまま
・団信付きローンに加入する or しない
家づくりで切っても切り離せないお金のこと。
十分な予算があれば要望を全部つけることができますが、そういうわけにはいきません。
我が家も要望は増えていく一方の中、削るところも出てこず結局予算オーバーで契約をしました。
そうならないためにも、できるだけ早いタイミングから必要なものをしぼりつつ話し合っておきましょう。
立地
・駅近 or 郊外
・会社の近く or 学校の近く
・夫婦の実家近く or 気にしない
立地は家族みんなにとって優先度の高い項目だけに、意見が合わないとなかなか大変な部分です。
わたしも実家近くが良い派の妻と1ヶ月近い話し合いの末になんとか了承を得れました。
妥協しづらい問題だけにデリケートなところですので、歩み寄る姿勢を保ちつつじっくりと話し合うことが大切です。
揉めてしまった時の解決策
・意見の違いを認めて理解し合う
・お互いに補う姿勢をもつ
・第三者の意見を参考にする
ここからは揉めてしまった場合の解決策をお話しします。
3つのポイントを意識できるとお互い納得の話し合いが進められるはずです◎
意見の違いを認めて理解し合う
違いを認めて理解し合う、歩み寄る心で話し合っていけると円満に進みます。
当たり前のことですが、意見が合わないことが重なると忘れてしまいがちです。
相手の意見を聞くことで新しいアイデアが出てくるかもしれません。
もしどうしても譲れないことがある場合は、なぜ譲れないのか明確な理由を説明できると相手の納得感に繋がりますよ。
お互いに補う姿勢をもつ
相手が家づくりに積極的でない場合は歩め寄れるきっかけ作りも必要です。
意見が合わないからといって相談なしに決めてしまうと、建ってからの後悔に繋がりかねません。
忙しくてなかなか時間を作れない時こそ話し合う機会が作りましょう。
独りよがりの家づくりにしないためにも家族みんなで補い合ってどんどん意見を出し合える環境がベストです。
第三者の意見を参考にする
しっかりと話し合って、どうしても決めきれない場合は第三者に相談するのもひとつです。
具体的な施工事例を聞けたりと納得のアドバイスがもらえるかもしれません。
実際に私たちも設計担当から考えにも及ばなかった素敵な提案があったりしましたので、行き詰まった時は誰かに頼ってもOKです。
話し合う際の注意点
・主導権をどちらか一方にしない
・決めることは分担しない
・予算を前もって決めておく
・生活のしやすさ優先する
ここからは、さらにすれ違いをなくしていくための注意点をお話しします。
主導権をどちらか一方にしない
家族みんなのこだわりが叶う家づくりが理想ですので、夫婦どちらかが主導権が握って決めるべきではないです。
どちらかの意見を一方的に重視された状態で家づくりを進めてしまうと、意見を聞いてもらえなかった側からほぼ間違いなく不平や不満が出てしまいます。
モチベーションを失い家づくり自体を投げ出してしまう可能性だってあります。
お互いに公平な立場で話し合えるようにしていきましょう。
決めることは分担しない
キッチンは妻、浴室は夫のように決める内容を分担することもあまりおすすめしません。
逐一共有できているといいですが、夫婦間で言った言わないの齟齬が生じやすいです。
もし分担が必要な場合は営業担当からの連絡窓口など業務的なことのみにしておくと良いです。
忘れてはいけないのは家づくりは家族で作っていくものですので細かいことでもコミュニケーションを取って決めておいた方が後からのトラブルになりにくいです。
予算を前もって決めておく
予算といってもばっくり上限金額を設定しておくのみでOKです。
おそらく家づくりを経験したほぼ全員が体感することですが、こだわりや理想は上限を決めておかないと無限に出てきます。
また、設備や機能など何かしら削る必要が出た場合も予算上限があると決めていきやすいです。
家づくりを始めるタイミングでなくても構いませんが、早ければ早いほど決めていく際の判断がしやすくなります。
生活のしやすさを優先する
家づくりは暮らしを作ることでもあります。
住宅展示場やSNSを見ていると、素敵な情報がたくさんあるのでついつい目移りしてしまいがちです。
もしかすると使わなそうな機能だったり、不要な設備があるかもしれません。
家族のライフスタイルに必要か、最適であるかを冷静に判断し決めていけると良いですね。
以下の記事で決めていく方法をまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください◎

まとめ
住んでからの後悔をなくすために家族しっかりと話し合い、みんな納得の家づくりをしていきましょうという話をしました。
わたし自身も妻と意見が合わず家づくりそのものがストレスになる時期がありました。
ですがお互いに納得することを心がけてからは家のことを考えたり、話し合う時間がとても楽しくなりました。
本記事を書き終えて、お互いに納得することの大切さをあらためて感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。