こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳で念願のマイホームを新築した宝矢みつおです。
- 住友林業で残念なことはあった?
- 微妙だったことがあれば聞きたい
- 物足りないと感じたことは?
今回は住友林業で残念だった点を5つ、建て終えて感じた所望面を中心に伝えていきます。
我が家の反省点から、期待はずれでがっかりとなることが防げるとうれしいです◎
- 微妙な標準仕様も正直ある
- 種類が多く悩む機会があった
- 提案力の高さに甘えすぎは禁物
- 完成模型図の用意がない
- 念入りな確認が必要だった
![宝矢みつお_プロフィール画像](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/04/宝矢みつお3-min.png)
(住友林業で後悔したことは以下記事を参照ください)
![住友林業_後悔](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/06/shutterstock_1797194845-min-160x160.png)
微妙な標準仕様も正直ある
・スイッチコンセント
・窓サッシ
・洗面化粧台
どれもハイグレードで魅力的な住友林業の標準設備ですが残念な仕様も一部ありました。
(住友林業が高い理由は以下記事で解説しています)
![住友林業_高い_理由](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/06/shutterstock_2101010314-min-160x160.png)
(住友林業の坪単価・総額・実例価格は以下記事を参照ください)
![住友林業_坪単価_総額](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/06/shutterstock_2145100247-min-160x160.png)
スイッチコンセント
![住友林業の標準スイッチ_Panasonicコスモシリーズワイド21](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_3521-min-1024x576.jpg)
【Panasonic(コスモシリーズ ワイド21)】
押しやすいワイドなスイッチとインテリアになじむシンプルデザイの「コスモシリーズワイド21」。
特に残念だった標準スイッチ、Panasonic「コスモシリーズ ワイド21」はスタンダードな見た目なためインテリア性を求める方には物足りないかもしれません。
プレート形状を「ラウンド(丸型)」か「スクエア(角型)」を無料で選べますが、初期設定が「ラウンド型」のため「スクエア型」を希望の場合は注意です。
![住友林業の提案仕様スイッチ_Panasonicアドバンスシリーズ](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/スクリーンショット-2022-04-26-11.56.29-min-1024x295.jpg)
【Panasonic(アドバンスシリーズ)】
デザイン・操作性・機能にこだわった次世代モデル「アドバンスシリーズ」。スマートフォン操作やHEMS連携など便利機能付き。
また、オプション仕様のPanasonic「アドバンスシリーズ」は費用が高めでオーバースペックのため我が家には不向きでした。
ラインナップに好みのスイッチがなかったため、同メーカーの「SO-STYLE(ソー・スタイル)」を施主支給で採用しています。
![施主支給で採用したスイッチ実例_Panasonicソースタイル](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2024/01/IMG_3520-min-1024x576.jpg)
【Panasonic(ソー・スタイル)】
シンプルなデザインでインテリア性を損なわない「SO-STYLE(ソー・スタイル)」。マットな質感がモダンな印象。
Panasonic「SO-STYLE(ソー・スタイル)」は、オプション仕様の「アドバンスシリーズ」に比べて安価でおすすめです◎
スイッチコンセントに限らず、施主支給にする設備は必ず担当者に事前相談しましょう。
というのも、希望する旨を伝えていないと標準設定のままですし、契約後では採用不可となることもあります。
少しでも施主支給の可能性があれば、なるべく早めに設計士やインテリア担当に伝えておくと安心です◎
(住友林業の予算オーバー対策は以下記事を参照ください)
![住友林業_予算オーバー](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/02/shutterstock_2196498481-min-160x160.png)
窓サッシ
![住友林業の標準仕様サッシ窓_三協アルミアルジオ](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/スクリーンショット-2022-04-26-12.35.24-min-1024x396.jpg)
【三協アルミ(アルジオ)】
アルミ樹脂複合サッシ(ペアガラス)を用いた三協アルミの大開口窓「ALGEO(アルジオ)」。サッシの色展開が豊富で内外カラーを別々に選択できる。
![住友林業の標準仕様サッシ窓_LIXILサーモスⅡ](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/samos-hl-fghl_img_01-min.png)
【LIXIL(サーモスⅡ)】
アルミ樹脂複合サッシ(ペアガラス)を用いた三協アルミの大開口窓「LIXIL(サーモスⅡ)」。インテリア性を損なわない細みのフレームで色展開も豊富。内外カラー別々のサッシフレームにできる。
![住友林業の標準仕様サッシ窓_YKKAP_APW330](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2024/01/main_pc_MSSS0779-min.jpg)
【YKK AP(APW330)】
樹脂フレームと複層ガラスにより国内最高基準の断熱性と省エネ効果を発揮する「YKK AP(APW330)」。サッシフレーム内外カラーを別々に選択できる。
標準サッシ窓はアルミ樹脂複合サッシ「三協アルミ(アルジオ)・LIXIL(サーモスⅡ)」、樹脂複合サッシ「YKK AP(APW330)」から選択できますが、トリプルガラスへ変更はオプション仕様です。
![トリプルガラス断熱効果の説明](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-09-13.59.08-min-1024x525.jpg)
ガラス3層構造のアルゴンガス入り窓のこと。ガラス層と空気層が増えることで冷たくなりにくく結露も出にくい。断熱性能は単板ガラスに比べて4倍、複層ガラスに比べては2倍の効果をもつ。
また、アルミ樹脂フレームより高断熱な樹脂フレームの取り扱いがあるのは「YKK AP」のみです。(※APW330を標準選択できるのは寒冷地域のみ)
どのメーカーもサッシフレーム内外カラーを別々で選択できますが、「三協アルミ」と「YKK AP」は一部制限がある点にも注意です。
「三協アルミ」はブラック色のみフレーム内外色の組み合わせが不可なこと、「YKK AP」もレール部分が外フレーム色と統一となるためフレームカラーの組み合わせができません。
「樹脂フレーム・トリプルガラス」が窓仕様の中で最高断熱となるので、断熱性にこだわりたい方は「APW430」を検討してみてください。
我が家はインテリア性を重視したため、細みフレームの「LIXIL(サーモスⅡ)」にしましたがアルミ複合樹脂フレームでも充分と感じています◎
(住友林業の家は寒いのか?については以下記事で解説しています)
![住友林業 _寒い](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/01/shutterstock_2221303141-min-160x160.png)
洗面化粧台
標準仕様で選択できる洗面化粧台は4種類ありますが、どれも似たようなデザインであまり個性がありません。
ランナップに響くものがなかった我が家は、造作家具のような雰囲気が好みの「TOTO ドレーナ」を施主支給しています。
施主支給の場合は標準仕様を取りやめた分の差額で採用できるため、費用は大きくかかっていません。
とはいえ、何でも施主支給にできるわけではなく、特に水回りは断られることがあるため希望する場合は担当者へ確認しておきましょう◎
(住友林業で気をつけることは以下記事で解説しています)
![](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/shutterstock_1973387882-min-160x160.png)
種類が多く悩む機会があった
2つ目は「種類が多すぎて悩んだ」点、うれしい悩みですが決めきれない原因になっています。
特に壁紙クロスの仕様決めは、500種類以上の中から決めていくため一つひとつ確認していては時間を浪費するだけです。
好みのテイスト・カラー・質感など、希望をインテリア担当へ事前に伝えておきおすすめをピックしておいてもらうと良いですよ◎
(住友林業のデメリットは以下記事を参照ください)
![住友林業_デメリット](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/shutterstock_2020375631-min-160x160.png)
提案力の高さに甘えすぎは禁物
3つ目に、自由設計で高い提案力の住友林業ですが担当任せにしすぎるのは好ましくありません。
というのも、勧められるがまま決めるのではなく、自らで調べてから判断してもよかった設備仕様があるためです。
例えば、電気とお湯を同時につくり出す家庭用燃料電池『エネファーム』は、単体では売電できない点を把握していませんでした。
そもそも採用しない選択もできたので、事前に調べてから決めべきだったと反省しています。
「間取り計画時の生活動線」など、各個人で違ってくることも担当任せにせず家族間でもすり合わせておきましょう◎
(住友林業の特徴・強み弱みは以下記事を参照ください)
![住友林業の家_特徴_強み弱み](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/05/shutterstock_2070901394-min-160x160.png)
完成模型図の用意がない
4つ目は「完成模型図の用意がない」点、住友林業では完成模型図は特注となるため約10〜20万ほど費用がかかります。
工務店などは無料の場合もあるようですが、住友林業は3DCGパースの再現性高いため完成模型図なしでも問題ありません。
![住友林業_3DCGパース_実例](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/05/スクリーンショット-2023-05-03-12.22.18-min-1024x347.jpg)
コンピュータを使った3DCG処理によって建築外観や内観、間取りを立体的に表現した図のこと。インテリア構成や家具レイアウトなど2Dではイメージしずらい点を把握しやすい。
実際と遜色ないと感じるほど忠実ですし、1時間ごとで日照時間を確認できますから部屋の日当たりもイメージしやすいです。
ほか住宅メーカーのものと比べても圧倒的な再現度で、住友林業オーナーさんからの評判も良いそうですよ◎
(住友林業でしかできないことは以下記事を参照ください)
![住友林業_でしかできないこと](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2023/02/shutterstock_1917785825-min-160x160.png)
念入りな確認が必要だった
最後に「念入りな確認作業が必要」な点、住友林業に限らず注文住宅全般にいえますが、膨大な量を細かく確認する必要があるため漏れや不備に注意です。
議事録や資料を使い相互確認する機会はあるものの、担当者に任せきりはトラブルのもとです。(いうても向こうが漏れてることもあるし)
我が家でも細かな齟齬はあったので、要望をまとめた資料を作るなど自分たちでも備えておけると安心です◎
(住友林業の口コミ評判・建てた感想は以下記事を参照ください)
![住友林業_評判_口コミ](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/06/shutterstock_1907489746-min-160x160.png)
まとめ
- 微妙な標準仕様も正直ある
- 種類が多く悩む機会があった
- 提案力の高さに甘えすぎは禁物
- 完成模型図の用意がない
- 念入りな確認が必要だった
住友林業に限らずどのハウスメーカーでも少なからず残念ポイントはありますが、あらかじめ把握しておけるとガッカリを防げます。
検討メーカー随一の対応力であった点など、残念なことが気にならなくなるほど上回る魅力がたくさんあったため我が家は住友林業に決めました。
注文住宅の家づくりは担当スキルも大切な要素でしたので、優秀な営業担当が就く「オーナー紹介制度」をぜひご活用ください◎
(住友林業オーナー紹介制度・紹介割引は以下記事を参照ください)
![住友林業_紹介制度_紹介割引](https://hyygehome.jp/wp-content/uploads/2022/04/shutterstock_2018564318-min-160x160.png)