こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳で念願のマイホームを新築した宝矢みつおです。
- 住友林業の残念点はあった?
- 微妙だったことがあれば聞きたい
- 物足りないと感じたことは?
今回は、契約後に感じた住友林業の残念だった点を6つ紹介していきます。
あくまで不満点ではなく、「もう少しこうして欲しかったな」といった要望面が主です。
ネガティブ要素を把握しておくだけでも納得しやすくなるので、ぜひ検討時の参考にしてみてください◎
- 微妙な標準仕様も正直ある
- 種類が多すぎて悩む機会があった
- 提案力の高さに甘えすぎは禁物
- 完成模型図の用意がない
- 確認を念入りにする必要があった
- レスポンスが遅いと感じる場面も

宝矢みつお(家づくりブロガー)
親子3世帯で住友林業の家、22年10月にマイホームを新築。計20年以上を住友林業の家に住む経験と培った知識を活かし、家づくりに役立つ情報を発信します。

微妙な標準仕様も正直ある
まず1つ目は、標準仕様についてです。
住友林業の標準仕様はどれもハイグレードで魅力的ですが、残念に感じる仕様もありました。
・スイッチ/コンセント
・窓/サッシ
・洗面化粧台
スイッチ・コンセント周り
標準仕様で、特に残念だった「スイッチ・コンセント周り」について。
標準のものは、悪い意味で普通の見た目ですので室内空間との相性はあまり良くないです。
オプション提案仕様にすればモダンなデザインへ変更可能ですが、価格もそれなりに上がりますし、何よりハイスペックすぎます。
もし変更を考えているなら、好きなデザインのものを施主支給で調達した方が、価格・デザイン両方の面で良いかもしれません。
スイッチ・コンセント周りを変更検討している場合は、必ず担当者に伝えておきましょう。
特に希望していないと、標準のままスルーされがちな部分ですので注意です。
変える可能性が少しでもあれば、なるべく早めに設計士やインテリア担当に伝えておくと良いですよ◎
標準のスイッチ・コンセントプレートは、丸みを帯びたラウンド型が採用されていますが、実はスクエア型に無料で変更できます。
希望していないとラウンド型になっている可能性がありますので注意しておきましょう。

窓・サッシ
「窓・サッシフレーム」に関しても、少し物足りなさを感じるかもしれません。
標準仕様だと、「三協アルミ・アルジオ」か「LIXIL・サーモスⅡ」のいずれかを選択できますが、性能・デザインともにどちらも中途半端な印象です。
サッシフレームの内側・外側でカラーを組み合わせて選択することを両方ともできますが、三協アルミのみブラックは色を組み合わせることができません。
また、トリプルガラスは標準仕様では用意がないので、希望する場合はオプション提案仕様となります。
3枚のガラスと2層の空気層でできた複層ガラスのこと。一般的なペアガラス(2枚ガラス)に比べ、断熱性・遮音性・防音性が優れる
窓に関しては、標準仕様の中からは即決できるものがなかったので本当に悩みました…。

洗面化粧台
洗面化粧台については、標準仕様で選択できるのは3種類あります。
ですが、3種類全て似たようなデザインのもので、テイスト面で差別化がされていません。
例えば、造作家具のようなナチュラルな雰囲気にしたくても、標準仕様にラインナップがありません…。
おそらく、流行りのモダン系デザインに全振りしているのではと思いますが、もう少しバリエーションがあっても良いのではと感じます。

種類が多すぎて悩むものがあった
2つ目は、「種類がたくさんありすぎて悩むものがあった」点です。
選択肢が多いことはメリットですが、反対に決められなくなる原因でもあります。
壁紙クロスの場合、メーカー品番を合わせて500種類以上になりますので、一つひとつ見ていては悩むだけで打ち合わせが終わってしまいます。
私のような優柔不断タイプの人は、好みや希望を事前に担当者へ伝えておいて、合うものをいくつかピックアップしておいてもらうと良いでしょう。

提案力の高さに甘えすぎは禁物
3つ目は、提案力の高さに定評のある住友林業ですが、甘え過ぎは禁物です。
わたしの場合だと、勧めてもらい採用した太陽光発電・エネファームを、自分たちでも調べてから決めるべきだったと後悔しています。
納得の提案や説明をいただけたので全く不満に感じていませんが、採用する判断をもっと時間をかけてもよかったかなと反省しています。

完成模型図の用意がない
4つ目は、工務店などで用意してもらえる「完成模型図の用意がない」点について。
完成模型図を希望する場合は、特注となり約10〜20万ほど費用が発生します。
ですが、下の画像のような再現度の高い3DCGパースでイメージをしっかり掴めるので、完成模型図がなくても全く問題ないですよ◎

この3DCGパースは、1時間ごとの日照時間を忠実に再現できるため、各部屋の日当たりが非常に考えやすいです。
感想としては、3DCGパースが圧倒的に重宝しましたので模型は不要でした◎

確認を念入りにする必要があった
次に、「確認作業を念入りにする必要があった」点です。
注文住宅はとにかく決めることが多く、一つひとつ細かく確認する作業が頻繁にあります。
議事録や資料を使って、相互確認する機会があるのである程度は安心ですが、任せきりには注意です。
私自身、漏れや不備の心配はないと思っていましたが、なんだかんだで細かい齟齬は何度かありました。
相手も人間なので仕方ないことではありますから、要望をまとめた資料を自分たちでも用意しておくと、なお安心ですよ◎

レスポンスが遅いと感じる場面も
最後に、「レスポンスが遅いと感じることがあった」点についてです。
住友林業の担当者は、皆さんとにかく忙しそうにされています。
ひとりで何組も担当されているので仕方ないですが、レスポンスが遅いと感じることもしばしありました。
再度問い合わせれば迅速に対応してもらえたので、不満点では全くありませんが、少し心配になったのは正直なところです…。

まとめ
住友林業の残念だった点を5つを紹介しました。
- 微妙な標準仕様も正直ある
- 種類が多すぎて悩む機会があった
- 提案力の高さに甘えすぎは禁物
- 完成模型図の用意がない
- 確認を念入りにする必要があった
- レスポンスが遅いと感じる場面も
残念ポイントはたしかにありましたが、良い部分がたくさんあったので住友林業に決めました。
難しいことも快く引き受けてくださった担当の皆さんには感謝しかありません。
人となりの素晴らしい頼りになる方ばかりで、満足の家づくりに出来たことが一番です◎
