こんにちは。親子3世帯で住友林業の家、32歳でマイホームを新築した宝矢みつおです。
- 住友林業はどうして高いの?
- 価格だけで候補から外したくない
- 高くても納得した上で決めたい
2025年1月現在、住友林業の坪単価は85~110万円となっており大手住宅メーカー内では高価格帯に位置します。
今回は、住友林業が高い理由から実はコストパフォーマンスが良い由縁を解説します。
価格への疑問を解決できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
住友林業が高い理由
- 標準仕様の設備がハイグレード
- オプションに12%諸費用がかかる
- 高品質な木材を使用している
- 技術開発にコストをかけている
住友林業が高いといわれる部分は、坪単価などの初期費用面(イニシャルコスト)が主です。
標準仕様の設備がハイグレード
価格が高いの1つ目の理由「標準仕様がハイグレード」な点、住友林業では人気メーカーの上位モデルが標準仕様です。
【キッチン】
・LIXIL(リシェルSI)
・トクラス(ベリー)
・クリナップ(ステディア)
・永大産業(ラフィーナエアプラス)
【バス・お風呂】
・TOTO(サザナ)
・LIXIL(アライズ)
・トクラス(YUNO Base)
・積水ホームテクノ(バルサルーン)
【洗面・化粧台】
・TOTO(オクターブ)
・LIXIL(ルミシス)
・住友林業クレスト
ほか設備の標準仕様も豊富であるため、オプション追加せずともハイグレードな家にできます。
・床材を無垢板にできる(※1Fのみ)
・室内ドアをハイスタイル引き戸に
・外装を木目調の軒天井にできる
住友林業と同様に、標準仕様がハイグレードである積水ハウスと比べても充実の内容となっています◎
(住友林業と積水ハウスの比較は以下記事を参照ください)
住友林業と積水ハウスどっちがおすすめ?比較で違いを読み解きますオプションに12%諸費用がかかる
2つ目の理由に「オプション選択(提案仕様)に諸費用12%かかる」点、諸費用の通称『きこりん税』は外構工事費も対象です。
【オプション仕様】
造作家具/室内タイル(壁紙含む)/エアコン設備 など
【外構工事】
カーポート/フェンス(柵)/デッキ など
【仮設工事】
仮設トイレ・水道/ガードフェンス など
オプションの付けすぎはもちろんですが、外構工事も予算オーバーの原因となるので気をつけましょう。
ただし、オプション仕様と外構工事費分は値引き対象なので割引で抑えることは可能です◎
(住友林業の値引き方法は以下記事を参照ください)
【2025年版】住友林業で安くする方法!値引術や交渉のコツを一挙解説(住友林業緑化の外構値引き方法は以下記事を参照ください)
住友林業緑化で外構費を抑える3つの値引き方法!実例を交えて紹介高品質な木材を使用している
3つ目の理由に「質の良い木材を使用している」点、オリジナル部材『PRIME WOOD(プライムウッド)』は住友林業の真骨頂です。
住友林業の世界を網羅する木の調達力と、職人の高い技術力が両立することで可能になる高品質な「木を生かしたオリジナル部材」の総称
木材事業も展開する住友林業では質の良い木材を多く調達でき、職人技術も高いため高い品質を保つことができます。
同材質を他社で提供する場合はもっとコストがかかるようなので、まさに住友林業だからできる企業努力の賜物といえます◎
(住友林業でしかできないことは以下記事を参照ください)
住友林業でしかできないこと5選!オンリーワンの魅力を深掘り技術開発にコストをかけている
4つ目の理由に「技術開発にコストをかけている」点、ブランドを象徴する『ビッグフレーム構法(BF構法)』は住友林業の特許技術です。
BF構法とは、鉄骨造に用いられる『梁勝ちラーメン構造』を日本で初めて木造建築に採用した住友林業オリジナル構法です。(2005年の販売開始から2012年のマイナーチェンジで性能が一層向上)
強靭な構造躯体を実現する『ビッグコラム(⼤断⾯集成柱)』、接合部の金物同士を直接接合する『BFジョイント(メタルタッチ)』といった独自技術を採用し特許取得しています。
本来必要な通し柱が不要のため、壁一面の大開口や大空間・上下階で柱位置の異なる設計・間口の狭い間取りでも採光や通風を確保できるといった設計自由度が高い点が特徴です。
他メーカーで真似できない技術である分コストが高いですが、価格に納得している方が多いのも事実であります◎
(ビッグフレーム構法・BF構法の弱点は以下記事を参照ください)
ビッグフレーム構法(BF構法)の特徴から弱点デメリットを深掘り維持費を含めるとコスパが高い
【初期費用(イニシャルコスト)】
・土地代
・建築費用
・契約金など
【維持管理費用(ランニングコスト)】
・メンテナンス費
・保険料
・ローン
・税金など
住友林業は「初期費用(イニシャルコスト)」が高いと伝えましたが、「維持管理費用(ランニングコスト)」を含めるとコストパフォーマンスが良いといえます。
「維持管理費用(ランニングコスト)」の大半を占める光熱費やメンテナンス費を抑え、補助金の優遇や保険料・税金免除が受けられます。
・30年間メンテ不要の高耐久外装
・シロアリ駆除が少ない回数で済む
・光熱費を大幅削減できる省エネ性
・長期優良住宅で税金保険を優遇
・スムストック認定で売る時も安心
住宅の資産価値を保つ効果を期待できる『スムストック』に加盟しているので、家を売る際の査定価値が下がりにくい利点もあります。
「維持管理費用(ランニングコスト)」が抑えられると、「生涯にわたってかかる費用(ライフサイクルコスト)」が下がるため長く住むほどお得です◎
(住友林業のメンテナンス費用は以下記事を参照ください)
住友林業のメンテナンス費用は?実際にかかるコストを解説(ハウスメーカー保証内容の比較は以下記事を参照ください)
住友林業の保証アフターサービスは?他社比較から充実度を徹底解明なぜ高いのに満足度が良いのか
- 設計デザイン満足度が高い
- アフターサービスが丁寧
- スタッフ対応の評判が良い
「なぜ価格が高いのに顧客満足度が良いのか」について、サービス対応が優れていることが要因といえます。
設計デザイン満足度が高い
サービス対応が優れている1つ目の要因、オーナー施主向けのアンケートで設計満足度97.9%と高い結果です。
設計デザイン満足度がここまで高いのは、「ビッグフレーム構法(BF構法)」だからできる自由設計がポイントといえます。
我が家も住友林業の設計力にとても満足しており、特に「明かるさ・風通しの取り方」が秀逸でありました◎
(住友林業の家の特徴は以下記事を参照ください)
住友林業の家の特徴は?強み弱みを建てた目線でまとめましたアフターサービスが丁寧
2つ目の要因にアフターサービス満足度95.5%と高評価な点、建てた後も安心できるアフターサービス内容です。
実際に、我が家のメンテナンス点検時も非常に丁寧な対応で、住友林業で建ててよかったと感じたポイントです。
住友林業の口コミ・評判でもアフターサービスが良いという意見が多くみられました◎
(住友林業の口コミ・評判・建てた感想は以下記事を参照ください)
住友林業の口コミ評判!建てた感想から噂の真相をまとめてレビュースタッフ対応の評判が良い
3つ目の要因にスタッフ対応の評判が良い点、担当者対応をご紹介の住友林業オーナーの皆さんが褒めておられます。
実際に我が家の担当も親身に寄り添ってくれる方ばかりで、住友林業の対応力はスタッフ個々で高いと感じています。
ちなみに、住友林業オーナー紹介制度(紹介割引)経由で優秀な営業担当を紹介できますのでぜひご利用ください◎
(住友林業オーナー紹介制度・紹介割引は以下記事より参照ください)
住友林業の紹介制度(紹介割引)のメリットを利用者目線で解説まとめ
・標準仕様の設備がハイグレード
・オプションに12%諸費用がかかる
・高品質な木材を使用している
・技術開発にコストをかけている
価格が高いといわれる住友林業ですが、実はコストパフォーマンスが良いという話をしました。
高いのは「初期費用(イニシャルコスト)」が主で、「維持管理費用(ランニングコスト)」を含めたトータルではお得といえます。
・省エネルギーなZEH住宅
・長期優良住宅で税金や保険が優遇
・高耐久材で修理費を抑えられる
・スムストック認定で売る時も安心
建てて素晴らしいと思えた住友林業だからこそ、価格を理由に諦めるのは本当にもったいないと伝えたいです◎
(住友林業のデメリットは以下記事を参照ください)
住友林業のデメリット7つ!建てて感じる不満点を解説(住友林業で気をつけることは以下記事で解説しています)
住友林業で気をつけること7選!検討の際に注意しておきたいこと